パワーストーン・パワーストーン・天然石について詳しくなるための勉強法

お客様から日々様々なご質問やお問い合わせを頂きますが、ここ最近増えているのは「どのような勉強をしたら詳しくなれるか？」という内容です。

ひと言でうまく回答することができないのですが、当ブログで詳しくご説明させていただきますね。

あくまでも私の考えということは予めご了承くださいね。

「本当の歴史」と「パワーストーンの歴史」に差があるため起こる現象

今でこそ「パワーストーン」という呼び方が日本では定着していますが、「パワーストーン」の歴史はわずか数十年といったところでしょうか。

”石に何らかのエネルギーが宿っている”という特別な扱いをするようになったのは大昔まで遡ります。

気が遠くなるほどの長い歴史があるにも関わらず、私たち現代人の生活に溶け込むようになったのは1970年代のアメリカで起こったニューエイジ運動からだといわれています。

「パワーストーンの歴史」という表現は正しいのか正しくないのか意見が別れるところでしょう。

大昔から語り継がれる伝承などを差しているのか、それともニューエイジ運動後のことを指しているのか分からないからです。

この「大きな差」が原因で、同じパワーストーンに対する解釈の仕方が異なったりするのだと私は考えています。

同じパワーストーンの効果などに関して色々なお店に尋ねてみると分かりやすいでしょう。同じような回答もあれば、まったく違う回答をされる場合もあるからです。

いったいどれが正しいのか…と混乱してしまいますよね。

パワーストーンに興味を持ちはじめたばかりの方であればなおさらでしょう。

視野を広く持ちながら知識を蓄えていきましょう

たとえば「ローズクォーツ」に関して勉強するとしましょう。

今はインターネットという素晴らしいインフラが整っているため、検索するだけでたくさんのサイトやブログがヒットします。

できるだけたくさんのサイトやブログを見て、ローズクォーツに関してどのような説明・表現をしているのか見ていきましょう。

そうすることで、知識として蓄えておくべきキーワードなどが自然と整理されていくと思います。

1冊の問題集だけでは”出題されやすい問い”は分かりませんが、たくさんの問題集を見ると必ず同じような問いがあるはずです。それがまさに”出題されやすい問い”ですよね。

体験するのが最短の道

理想をいえば、あらゆるパワーストーン（天然石）を目の前にならべて触れることですよね。

しかし、それは残念ながら不可能といってもよいでしょう。

ちょっと遠回りに思えるかもしれませんが、私がおすすめする方法は「足元にある石ころに興味を持つ」ことです。

毎日歩く道にある石ころ、旅行先で見つけた石ころ、山登り・海水浴したときに見つけた石ころ・・・

いろいろ触れていると「あれ、この石はいつもとぜんぜん違うぞ」と気づく時が訪れます。そして、どんな鉱物なのか気になってくるはずです。

「触って・調べて」を長い期間をかけて繰り返しているうちに、いつの間にか鉱物について詳しくなっていきます。

パワーストーンは「鉱物」なのですから、鉱物を身近に感じれるようになるのがベストですよね。

急がば回れですね。

スピリチュアルよりも鉱物学

パワーストーンに対してスピリチュアル色が強い存在という認識を持たれてる方は多いと思います。

パワーストーンを勉強しようと思い立ったら、最初にどのような勉強をしますか？

おそらく多くの方は「パワーストーンの効果」について勉強しようとすると思います。「恋愛運に効果のあるパワーストーンはどれかな」といった感じですね。

『パワーストーンを勉強する！』という強い意思を持っている場合は、まずは鉱物について学ぶことをおすすめします。

鉱物の知識が屈強な土台となって、その上にスピリチュアル的な面をどんどん積み上げていくことができます。

そして「この石とあの石は似た構造だから、おそらく効果の面も似ているはず」といった推測ができるようになってきます。

ここまで辿り着くには長い年月が必要ですが、ひとたび辿り着くと…言葉では言い表せないほどの”楽しさや喜び”を感じれるようになるはずですよ。

一種の”学問”としての勉強法は以上です。石ころの説明は、私が学生時代から続けていることです。

「気軽にパワーストーンを楽しもう♪」という場合は、鉱物よりもスピリチュアル、結晶構造がどうこうという事より”恋愛運アップにはこの石”といった方向性で楽しく学ぶと良いと思いますよ。

・・・といっても、私は勉強をはじめて20年、パワーストーンの魅力にハマッて15年ほどしか経っていません。知れば知るほど奥深さを感じる世界ですので、私もまた「勉強したい」と思うひとりです。

皆様と一緒に多くのことを学んでいければとても嬉しく思います。