シリマナイトの効果・意味|衰退を防ぎ成長を促す希少石
今回ご紹介するパワーストーンは、キャッツアイ効果が美しい希少石『シリマナイト』の効果を詳しくご説明します。
シリマナイトのデータ
・主な原産国:ブラジル、インドなど
・硬度:7
・主成分:Al2SiO5
・結晶系:斜方晶系
シリマナイトの特徴
シリマナイトという石の知名度はあまり高くないと思います。
希少石なのであまり流通していないですし、とても硬い石ですが「へき開(特定方向に割れやすい)」の性質があるため加工しにくく、アクセサリーなどに用いられにくいのも理由でしょう。
カットが難しい石は原石は流通しても、ブレスレットなどで用いられる機会が少なくなるので必然的に知名度が上がらないのだと思います。
シルクのような繊維状の結晶が特徴で、繊維を意味する”ファイバー”から別名「ファイブロライト」と呼ばれることもあります。和名は珪線石(けいせんせき)です。
シリマナイトをご紹介する際に必ずといってもいいほど登場する別の石があります。それはカイヤナイトとアンダルサイトです。
これら3つの石の化学組成はすべて”Al2SiO5”です。まったく同じなんです。化学組成は同じだけど結晶構造が違う関係で、これを同質異像(どうしついぞう)と呼びます。
同質異像の代表格はグラファイト(石墨)とダイヤモンドです。結晶が生成するときの条件(温度や圧力など)の違いが、同質異像という現象を生むんだそうです。
カラーバリエーションは豊富で無色・黄色・青色・褐色・青色などがあり、繊維状の結晶なのでキャッツアイ効果が見られます。
シリマナイトは基本的にカボション・カットが多いので、ブレスレットよりはペンダントトップやリングで用いられることが多いように思います。
ちなみに”シリマナイト”という名前は、エール大学の化学教授ベンジャミン・シリマン氏に因んでいます。
アメリカの一流教授だったそうですが、なぜこの人の名前に因んでいるのか調べてみたのですがいまいちよく分かりませんでした。おそらく最初に発見したんでしょうね。地質学者の顔もあったそうなので。
シリマナイトの効果
シリマナイトは”癒しの石”として知られています。
当ブログでもたびたび登場するメロディー女史によると、シリマナイトは精神的・肉体的な衰退を防ぎ成長を促す効果があると表現しています。
”魂をいつまでも若く保つ”と表現しても良いのかもしれません。
魂を若く保つことができるということは、挑戦する気持ちや勇気・行動力も育まれるということですね。
真偽の程は不明ですが、大昔には「不老不死の石・永遠の石」として崇められていたそうです。
あまり頻繁に見かけることはないと思いますが、もし良いタイミングで見かけたら手にする候補として挙げておいても良いと思いますよ。
それだけ素敵なパワーストーンと言えます。
シリマナイトの具体的な効果
・精神的、肉体的な癒し
・精神的、肉体的な衰退を防ぐ
・成長を促す
・勇気や行動力を育む
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