パワーストーン・エレスチャルの効果・意味｜天使のギフトと称されるクリスタル

今回ご紹介するパワーストーンは、近年急速に人気が広がっている天使のクリスタル『エレスチャル』の効果を詳しくご説明します。

エレスチャルのデータ

・主な原産国：ブラジル、インド、マダガスカル、メキシコなど
・硬度：7
・主成分：SiO2
・結晶系：六方晶系（三方晶系）

エレスチャルの特徴

”天使のギフト”という神秘的な呼ばれ方をされるエレスチャル。「骸骨水晶」とも呼ばれます。

天使と骸骨…呼ばれ方には奇妙な違いがありますね。

エレスチャルはパワーストーン名で、骸骨水晶は鉱物名として区別されています。

パワーストーン界と鉱物界は同じようでまったく違う分野なので「エレスチャル＝骸骨水晶」というのは少々強引なのかもしれません。

というのは、鉱物界では定義がハッキリしているので「これは骸骨水晶」と学問的に指すことができるのですが、エレスチャルはコレ、とは言いにくい場合があったりするからです。

一方、天使のギフトと呼ばれる理由としては「まるで天使のような優しさ」を体現している、と称されるためです。とても強いヒーリング効果がありますからね。

成長する過程で様々な物質を取り込んでいくので、インクルージョンも魅力のひとつです。

水晶グループの中でも特に長い期間をかけて生み出される石で、その期間はなんと数億年といわれています。さらに、地球そのものを癒している石といわれています。

ちなみに、エレスチャルの内包物はレピドクロサイト、ゲーサイト、ヘマタイト、カコクセナイトなどが挙げられます。なのでエレスチャルの色は様々です。

ベースとなる色は無色透明ですが、インクルージョンによって様々な表情を見せてくれるのもエレスチャルの魅力ですね。

エレスチャルの効果

エレスチャルのエネルギーはとても強く重厚です。水晶グループの中でも最高ランクに位置づけられるでしょう。

また、そのエネルギーが与えてくれる効果に関して具体的に述べることはできません。

というのは、エレスチャルに関しては「◯◯運がアップする」といったものではなく、あなたというひとりの人間を優しく包み込んでくれて、幸せに導くパワーストーンだからです。

あえて挙げるなら「ヒーリング効果」となりますが、どのパワーストーンにもない奥深いエネルギーこそがエレスチャルの魅力であり、効果であり、人気の秘密だったりします。

何億年もかけて生み出されるエレスチャル。それを手にするという喜びを感じることこそが、エレスチャルとの正しい向き合い方なのかもしれませんね。

【追記（2016/7/20】

エレスチャルの説明で「長い期間をかけて・・・」「数億年という年月をかけて・・・」といった表現をすることが多いですが、これは間違いである可能性が高いようです。

一般的な水晶は適度な成分がある場所でのんびりと成長しますが、エレスチャルは過剰ともいえる成分がある場所で暴走気味にいたるところで結晶化しゴツゴツした形になったもの、だそうです。

たしかにエレスチャルの原石は一般的なそれと比べてたくましいというか、なんだかムキムキした感じがします。栄養を摂り過ぎたイメージですね。

ちなみに、エレスチャルとは「形」のことです。色や内包物のことではありません。

話をややっこしくするのは、たとえばアメジストエレスチャルの丸玉があったとして、それは本当に”エレスチャル”だったのかが分からないという点です。

エレスチャルは”ゴツゴツした形”のことですが、丸玉に削るとどうでしょうか。削る前はエレスチャルだったのか分からないですよね。

エレスチャルだったかどうかはもはや分からないですが、少なくともエレスチャルというものが何を意味しているのか、正しい知識を持っているかどうかが見極めるポイントなのかもしれませんね。

エレスチャルの具体的な効果

あえて挙げるとしたら…
・強いヒーリング効果
・癒しと安らぎ
・心身のバランスと整える