天然石の客観的な評価・採点の方法を模索する(2/2)
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天然石の客観的な評価・採点の方法を模索する(1/2)
パワーストーン(天然石)は直感で選ぶべきだと思います。
頭であれこれ考えても答えは出ません。それよりも「身につけたい」「手にしたい」という想いの方が圧倒的に大切だと思います。
とはいえ、ある程度評価できる目を養うのも必要ですね。
今回は後編です。具体的に見ていきましょう。
天然石の客観的な評価「色」
もっとも分かりやすいですね。「見た目」ですから。
すべての石に当てはまるわけではありませんが、基本的には「色は濃くなるにつれて評価は上がっていく」となります。
しかし、濃くなればなるほど黒色に近づいていきますよね。濃ければよいというわけではない、ということです。
その石の色。その色がもっとも美しく表現されている濃さ。その濃さを頂点として評価されます。
薄い色から濃くなるにつれて評価は上がっていき、頂点に到達し、さらに濃くなっていけば評価は下がっていきます。
薄過ぎてあまり評価がよくない場合と、濃すぎてあまり評価がよくない場合。どちらが評価が高いのでしょうか。
これはもう好みの問題になります。客観的な評価で言えば”同じ価値”になるでしょう。
天然石の客観的な評価「内包物(インクルージョン)」
天然石の場合、内包物(インクルージョン)は切っても切れない関係になります。
内包物をひとことで説明すると「石の主成分とは異なる物質」のことです。
内包物がまったくない完璧な石が最高の評価となります。宝石の部類になってくるでしょうね。
内包物が増えればそれだけ評価は下がっていくのが基本です。しかし、天然石と内包物は切っても切れない関係です。内包物がまったくないものを探すのは極めて難しいです。
それに、内包物があるからこそ天然の魅力を感じることができます。内包物がまったくなければガラス玉のような雰囲気になりますから。
内包物ありきで”美しい”と思える個体かどうか。
それが評価基準になってくると思います。
天然石の客観的な評価「輝き・艶」
ピカピカ光っているような輝きというより、艶っぽい魅力のある輝きです。
石によって輝き具合・艶っぽさの基準は違いますので、ある程度”見慣れる”ことが必要だとは思います。
慣れてくると、パッと見たとき「いい輝きだな」「艶っぽさがあって素敵だな」という感想を持ったりすることができると思います。
やっぱり直感・第一印象がもっとも大切
前述した内容はすべての石に当てはまるのではなく、あくまでも”一般論”です。
一応これらの内容を頭に入れておけば天然石との接し方も変わってくるのでは、と思います。
とはいえ、私はパワーストーン(天然石)は直感・第一印象がもっとも大切だと信じています。
どんなに発色が良く、内包物もなく、輝き・艶も素晴らしくても、魅力を感じなければ「価値ある存在」にはならないと思います。
宝石に関しては”高額なものを身につけることに価値がある”という考え方も成り立つとは思います。
しかし、パワーストーンは宝石ではありません。まったく違うジャンルになります。
想い・願いを込めるもの。それがパワーストーンです。
なので、まずはあなた自身の「これが好き♪」「身につけたい♪」という想いこそが大切だと思います。
パワーストーン、天然石の世界は知れば知るほど奥深いです。
完璧にマスターすることはできないほどの奥深い世界だからこそ、言葉では表現できない魅力を感じます。
これからも一緒にパワーストーンの魅力に触れていきましょう♪
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