天然石の客観的な評価・採点の方法を模索する(1/2)
ご存知の方も多いと思いますが、天然石たちの価値・品質(グレード)を決める客観的で絶対的な基準は存在していません。
ダイヤモンドは”鑑定”なので基準がありますが、その他の石はすべて”鑑別”になるため価値や品質(グレード)を定めることはできません。
詳しくは『パワーストーン・天然石の品質|グレード(AAA等)の落とし穴をご覧ください。』
パワーストーンブレスレットには美し天然石たちが使用されますが、これらの価値・品質(グレード)を客観的に採点することは不可能なのでしょうか。
色石たち(ルビー、サファイア、オパールなど)、宝石と聞いて思い浮かべるような石たちには一応の基準があります。
細かい項目があって、それぞれに採点します。万国共通の採点基準として確立するために努力しています。
しかし、パワーストーンと聞いて思い浮かべるような天然石たちはそうはいきません。万国共通の基準がないので、誰もが自由に適当に価値・品質(グレード)を決めれます。
いわゆる「当店の基準では・・・」というやつです。
こうなると何がなんだか分からなくなってしまうので、自分なりにできる”客観的な評価”の方法を模索してみましょう。
長くなりそうなので、2回に分けて書いていこうと思います。
好み・インスピレーションに”客観的な評価”を加えることで採点する
「好み」や「インスピレーション」と言ってしまった時点で客観的な採点は不可能ということです。
・・・と言ってしまうと何も進まないので、ここはひとつ”客観的な評価”を加えて採点する努力をしてみましょう♪
客観的な評価として3つの項目があります。
- 色
- 内包物
- 輝き
です。
自分の中の”適正価格”を定めるために必要な考え方です
A店とB店にそれぞれローズクォーツがあったとしましょう。どちらもとても綺麗ですが、よく見ると少々違いがあります。
どうやら若干の価格差もあるようです。
さて、どちらのお店のローズクォーツが”良い”でしょうか。
前述したように”客観的な基準”は存在していないので、この問いに対する答えはありません。数学のような”答え”はありません。
しかし、自分にとっての”答え”は見出せるはずです。自分にとってどちらのお店のローズクォーツがお買い得なのか、冷静に考えてみましょう。
結局のところ”経験・慣れ”が必要です
当たり前の話ですが、普段から天然石と触れ合っていなければなかなか採点・評価をすることは難しいです。
まずは天然石を販売しているお店に立ち寄って、見て・触れて、石たちと親しくなってください♪
まずはそこからスタートです。
さて、次回は具体的な”客観的な評価・採点の方法”を詳しく書いていきますね。