ザ・ブルー(The Blue)はブルーダイヤの最高記録を更新したか?
(c)AFP=時事/AFPBB News
先日当ブログで世界最大のブルーダイヤの競売に関する記事を書きました。
予定とおり5月14日にスイスのジュネーブにある競売大手クリスティーズ(Christie's)でオークションに出品され落札されました。
今回のブルーダイヤはザ・ブルー(The Blue)と名付けられていたようですが、今は名前が変わっています。後述しますね。
ブルーダイヤの1カラットあたり価格の最高記録更新か?
個人的に楽しみにしていましたが、記録は更新されたのでしょうか。おさらいすると…これまでの最高記録は『1カラットあたり180万ドル』です。
ザ・ブルーは2379万ドル(約24億2000万円)で落札されました!すごい額ですね。
13.22カラットなので、1カラットあたりは179.95万ドル。おしい!最高記録更新ならずです。タイ記録といったところでしょうか。
はたしてこの記録を更新するブルーダイヤは今後登場するのでしょうか。
落札したのはハリー・ウィンストン
ハリー・ウィンストン(Harry Winston)といえばアメリカの高級ジュエリーブランドで、最高級宝飾品ブランドとしても世界的に認知されています。
私の友人の奥様がハリー・ウィンストンの指輪をお持ちなので一度手のひらに乗せてもらったことがあるのですが、緊張しすぎてほとんど記憶にありません(笑)
ザ・ブルーからウィンストン・ブルーへ
ハリー・ウィンストンが落札したので、ザ・ブルーという名称は「ウィンストン・ブルー(Winston Blue)」へ変更する予定だそうです。
さて、今後ウィンストン・ブルーはどのような扱いをするのか気になるところですね。
世界的なセレブの手に渡るのか、それともハリー・ウィンストンのコレクションのひとつとして手元に置いておくのか。
何か続報があったら当ブログでもご紹介しますね。
ダイヤモンドは無色より有色の方が人気
ダイヤモンドといえば無色を連想する方が多いと思います。私もそうです。
今回のブルーダイヤのように色がついてるダイヤモンドの価値は、無色のダイヤモンドをはるかに凌駕するすさまじい価値となることが多いです。
言うまでもありませんが希少性が桁違いだからですね。
それを象徴するかのように、5/11には競売大手ササビーズ(Sotheby's)で100カラットのイエローダイヤが1630万ドル(約16億6000万円)で落札されています。
5/14にクリスティーズ(Christie's)で13.22カラットのブルーダイヤが2379万ドル(約24億2000万円)で落札。
また、昨年の11月にはジ・オレンジ(The Orange)と名付けられた14.82カラットのオレンジダイヤモンドがクリスティーズに出品されていました。
これは3550万ドル(約36億1000万円)で落札されたそうです。男性が落札されたそうですが、どこの誰かは公表されていません。
ご紹介するのを忘れていましたが、2013年11月13日にササビーズに出品された59.60カラットのピンクダイヤモンド。
ザ・ピンクスターと名付けられていましたが、なんと約7630万スイスフラン(約83億円)で落札されたそうです。
宝石類のオークション史上で最高額だそうですが、もう何がなんだか分かりませんね(笑)ちなみに、こちらも匿名の男性が落札したそうです。
ちなみに、数十億といった宝石を落札した場合、税金や手数料だけで数億円かかるそうです(笑)
ブルーダイヤやピンクダイヤ、オレンジダイヤなどなど、美しいカラーダイヤが世界的に人気です。
とはいえ、これほどまでに高額なダイヤモンドを手にしたら怖くて熟睡できなさそうですね。
絵画の世界もそうですが、はたして何十億といった金額に見合った価値があるものなのでしょうか。私にはよくわからない世界です。
世界的なセレブになってはじめて見出すことができる価値なのかもしれませんね。