パワーストーンの世界と鉱物の世界は水と油?
ご存知のとおりパワーストーンは石です。
天然石でも人工石でも「石」であることには変わりありませんね。
パワーストーンは「効果(エネルギー)」を重視する世界ですので、鉱物として取り扱うことは受け入れ難かったりします。
しかし、鉱物を研究されてる方からすると逆になります。
あくまでも鉱物。それ以上でもそれ以下でもない。と考えるのが鉱物の世界です。
パワーストーンは効果(エネルギー)で種類分けされる
パワーストーンには様々な種類がありますが、厳密にいえば鉱物として種類分けしているのではなく「効果(エネルギー)」で分けています。
もしパワーストーンの種類を鉱物(成分)で分けたとすると、おそらくパワーストーンを販売するお店は運営できなくなると思います。
理由はとても簡単です。パワーストーンの種類が膨大になり過ぎて、管理できなくなるんです。
たとえばムーンストーンについて考えてみた場合ですが、鉱物として分けた場合「ブルームーンストーン」「レインボームーンストーン」といった感じで分けられていきます。
それらは鉱物的にもとても似ているわけですが”まったく別の鉱物”として取り扱わなくてはいけません。
ですのでお店で扱う際は「ブルームーンストーンのブレスレット!(※ムーンストーンとは別の鉱物です)」といった注意書きが必要になるでしょう。
パワーストーンの世界で最も重視されるのは「効果(エネルギー)」です。
ムーンストーン、ブルームーンストーン、レインボームーンストーン・・・
それぞれの効果(エネルギー)に差はありませんので、すべてをまとめて「ムーンストーン」と呼ぶことができるようになります。
同じ石のはずなのに、名前も同じなのに、お店によって見た目に差があるパワーストーンがあったりしますが、鉱物界の視点で見るとそれぞれは違う石なのかもしれませんね。
自由な社会には責任が伴うわけですが、パワーストーンを扱うにも責任が伴います。
鉱物界のように厳密に細かく分ける必要がないからこそ、きっちりと責任を持って種類分けしなければパワーストーンそのものの信用がなくなってしまいます。
もちろんこの責任はお店側にありますので、ひとりでも多くパワーストーンファンを増やすために日々精進していこうと改めて思っています。